
「ジリ、ジリ、ジリ、ジリ・・・・・・!」
午前7時3分・・・、
なり続ける目覚ましの音
しかし、それに気付かず眠り続ける・・・。
眠りたいわけではない。
朝が来るのが嫌だった。
自分では起きれずに起こしてもらう日々。
毎朝決まった時間に起きて、
繰り返される日常。
着替えて、顔を洗いに洗面所へ・・・、
「鏡の前の自分は、本当に自分だろうか?」
「いつのまにか、自分の本当の顔も忘れてしまった。」
新聞を開けば景気の悪い記事が並び、
テレビをつけると事件の報道・・・、
「私は、この先どうなるんだろう・・・、」
「お店は?家族は?従業員は?」
「自分でも分からない・・・、」
「しかし、このままではいけないことだけは分かっている。
でも、何をどうすれば良いのかが分らない・・・
」
売上げの減少と共に、店の雰囲気が暗くなり、次第に客足も遠のいていった。
月末の支払いになると食欲もなくなっていた・・・。
気付けば、朝起きるのが嫌になっていた・・・。
あれから、6ヶ月。
いつもと変わらない日常
しかし、家族に起こしてもらうことは無くなった。
服を着替えて、洗面所に向かう。
「ミシ、ミシ、ミシ、ミシ」
1歩歩くたびに床がきしむ音を聞くたびに、
生きていることを実感する。
洗面台の鏡ごしに見る自分の顔は、
あの頃とは違い、笑顔で一杯だった。
朝、起きるのがたまらなく嬉しい。
1日の始まりがこんなに楽しかったなんて・・・。
コーヒー豆の間を熱湯がくぐり、
そこから醸し出るコーヒー豆の焦げる匂い。
薫り高い芳醇な味わいが、
慌しいはずの朝の時間の中で、
ほんの僅かな優雅な時間を感じさせる・・・、
朝1杯のコーヒーがこれほど美味いと感じたのは
いつ以来だろう・・・
。
「よし!今日も全国の仲間が頑張っているから
私も頑張る!
」
6ヶ月前に出会った仲間。
もう、一人で悩むことは無い。
今では、店を開ければ、お客さんがお店に溢れ、
沢山の商品を喜んで買っていく。
昔は値引きをしても売れなかったのに、
今では、値引きすらしていない。
180日前には想像もできなかった日々。
今は、毎日が楽しくて仕方が無い。
寝るのを忘れて書いた1通のDM
ご飯の時間も忘れて書いたPOP
従業員と35回も試作を繰り返した商品開発
全てが初めての連続だった。
最初は、うまくいかなかったこともあった。
しかし、まるで子供の頃に時間を忘れて
遊んだ頃のように・・・、
夢中で取り組んだ。
今は、朝起きるのが楽しい。
家族との会話、従業員との会話が楽しい。
取引業者に無理やり値引きをお願いし、
嫌な顔をされることも無くなった。
適切な対価を支払えるようになったら、
常に喜んでやってくれるようになった。
自分を取り巻く全てが幸せに動き出した・・・。
お客さんの「また来るよ」という声に日々の疲れも吹っ飛び、
「このお店で働けて良かったです!」笑顔で答えた従業員に感動した。
今まで何の気なしに食べていたご飯が、
とても美味しく感じるようになった。
「抱っこして!」
子供が笑顔で近づいてくる。
前よりも増えた子供の体重に、
幸せを感じた。
この街に生まれ、この街と育ち、この街を愛する。
「お客さんと従業員と家族。
そして、全国各地で頑張るかけがえのない仲間と・・・、
共に生きる。」
180日前
たまたま知った笑人塾
でも今は、
「たまたま」でも知ってよかったと思っている・・・。
さて、この話は誰の話だろうか?
いいや、
この物語は、誰の話でもない。
これは、あなた自身のお話。
これから始まるあなたが主役の
繁盛店物語なのです。
これから180日後の未来の自分に会うために、
あなたが主役の繁盛店物語がスタートします。
「さあ、準備はできましたか?」
